マットレスのカビが繁殖してしまう条件

マットレスのカビは、温度・湿度・栄養分といった3つの条件が揃うことで繁殖しやすくなっていきます。

特に気温が20?30℃のときに繁殖しやすく、25?28℃になってくると繁殖はより活発になってくるので、気温が高い夏の時期は冷房を入れたり窓を開けたりして予防対策を行うことが大切になります。

湿度は60%以上になるとより活発になり始め、70%以上で繁殖して80%を超えるとさらに繁殖の勢いが増していきます。

キッチンなどの水回りや湿度の高い浴室にカビが発生しやすいように、寝汗が染み込んだマットレスも湿度が高くなることで繁殖しやすくなるので、十分な注意が必要になります。

予防のためには湿度を60%以下に抑えることがポイントになるので、窓を開けて換気をしたり除湿機などを使って湿度調整しながら菌の活動を抑制していくことが求められてきます。

カビは有機物を栄養にしながら繁殖していき、マットレスの埃や繊維などに汚れが付着することでさらに繁殖しやすくなります。

こういった汚れを防ぐためには、家の中を清潔に保つことはもちろん栄養分を与えないことが重要になってくるので、掃除機をかけて埃を取り除いたりしつこい汚れに対しては拭き掃除などをしてしっかりと除去することが大切になります。

日頃から温度・湿度・栄養分の3つの条件を頭に入れておき、この条件を満たして発生・繁殖が広がらないよう努めることが1番の予防対策になっていきます。

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